庭木におすすめの樹種 美しい樹形を永く楽しめ、剪定管理が簡単な低木や高木

 
庭木を選ぶとき、好みの花や実をお庭で楽しむことは大切ですが、永い年月にわたる剪定管理が必要になるため、将来どの程度の大きさになるか、どのように剪定するか、を考えることも大切です。
 
ヤマコウバシ 日当たりを好む落葉低木です。樹形は自然に株立ちになるため、里山の雑木のように美しいです。落葉樹ですが冬は茶色になった葉を落とさず、春の萌芽前に落葉するので、常緑樹のように利用できます。将来的な樹高は3~5m程度。
 
ツリバナ 半日陰を好み、土壌の乾燥を嫌う落葉低木です。垂れ下がる実や花が美しく、アーチのような自然樹形は庭の入り口などのポイントにあると引き立ちます。将来的な樹高は2~4m程度。
 
クロモジ 半日陰を好む落葉低木です。クスノキ科なので枝や葉をこするとよい香りが漂い、その葉はクロモジ茶にすることができます。害虫の発生はほぼありません。枝や葉が上へ伸びる自然樹形が美しいです。将来的な樹高は2~3m程度。
 
ソヨゴ 日当たりを好みますが半日陰でも育つ常緑小高木です。成長が遅く、高くならない常緑樹として扱いやすく、多様な用途に活用できます(目隠しなど)。波打つ葉が特徴的で、風に揺れるとそよそよと涼しい小さな音色を奏でます。将来的な樹高は5~10m程度。
 
アオハダ 日当たりや半日陰で育つ落葉高木です。この樹種の魅力は、自然樹形の美しさです。葉の色は鮮やかで、自然に整う枝ぶりは目を引き寄せます。街なかでは育てにくいことがありますが、土壌改良を丁寧に行えば健全に育てられます。将来的な樹高は平野の街なかでは5~7m程度、里山などの自然環境では10m以上になることがあります。
 
アオダモ 日当たりを好み、土壌の乾燥を嫌う落葉高木です。この樹種も自然樹形が美しく、自然に枝ぶりは整います。成長の速度はとても緩やかなので、「植物が育ちすぎて困る」というストレスはかからないと思います。白い花や四季を感じる秋の紅葉も楽しみの一つになります。将来的な樹高は10m程度。
 
以上の樹種は「健全に育てる剪定手法」が適用でき、自然樹形の美しさや樹木の健康が保たれ、剪定工費の低減が期待できます。