植物の力を味方にする剪定方法

雑木林の中で大きな樹木を見上げると、自然に成長している木々は、光を求めて美しく枝を伸ばしています。その様はとても芸術的で、生命力を感じます。
せっかく庭に樹木があるならば、このような自然の美しさを楽しめたらと思いますが、街なかや庭にある樹木は様々な理由から剪定をする必要があります。
枝葉を伸ばし放題にすると、道路や通路を妨げたり、建物を傷付けたり、視界を遮ったり、枝ぶりや根の欠陥から落枝や倒木を引き起こす可能性があるからです。
弊社の剪定は、雑木林の樹々のように美しく伸びる本来の樹木の姿を楽しみ、植物の様々な効果を高めて私たちの生活の質を向上することを目指しています。
 
 

◆弊社の剪定手法

主幹(1つの優勢枝)を保持して、枝ぶりの欠陥を修正する方法です。つまり、この剪定方法では樹木の高さを縮小させません。したがって、樹木は最大樹高まで高くなりますが、最大樹高は樹種毎に異なります。高木は最大樹高が20mになるものもあれば7m程度で留まるものもあります。低木では2mや3m程度、生育条件次第では1.5m程度で留まることもあります。
樹種の最大樹高を考えて、弊社の剪定方法を利用する樹木、高さを縮小させる樹木など、樹木が育っている場所や状況から剪定方法を選択するようにしています。
 
 

◆大きく伸ばすことのメリット

樹木の大きさを縮小させる剪定では、剪定後に枝葉の伸長が活発になります。そのため、越境枝や通路を妨げる枝など私たちにとって不都合となる枝の発生が目立つようになります。
一方で、弊社の剪定方法では枝葉の伸長が樹木本来の成長速度とほぼ変わらないため、安定して成長し、樹形はとても美しくなります。不都合となる枝を剪定すれば、しばらくは発生しません。そのため、剪定の必要性は多くの場合将来的に少なくなります。その上、樹木の効果が高まり(温度湿度調整、防塵、防風、心理的安らぎ、など)、樹木は健康に育つことで病虫害の発生が少なくなり、いつまでも美しい樹姿を保ちます。
 
 

◆大きい樹木はいろいろと心配?

大きい樹木は、倒れそうで怖い、剪定の料金は高くならないの?、日当たりが悪くなる、落葉が多くなりそう、などの心配があるかもしれません。
この剪定方法では、台風でも大枝の折損や倒木を未然に防止できるように強固な樹形へ整形します。樹木を小さく維持しなくても、剪定の必要性が少なくなるので、料金は多くの場合高くなることはありません(樹高が20m以上になる高木は状況によります)。
日当たりは、落葉樹を植栽すれば、夏は暑い日差しを遮り、冬は落葉して暖かい日差しが入ります。常緑樹では晩秋に枝葉を透かして、冬に木漏れ日を入れる方法があります。
落葉は多くなりますが、剪定の費用が抑えられれば、落葉清掃は簡単な作業なので安価で依頼できますし、在宅の方が清掃することも可能かと思います。雨どいへ落葉が堆積するようでしたら、剪定作業時に雨どい清掃も依頼していただければ問題ございません。
 
 

◆維持していくのが大変?

枝葉を伸ばせるスペースがあれば、特に問題はありません。20m以上の高木を剪定する作業では、重機などを使用せずに「ツリーワーク技術」で安全に行うことが可能です。樹木の枝を伸ばしながら、隣地へ出た枝や通路を阻害する枝は臨機応変に剪定していきます。
 
 

◆ずっとそのままでいいの?

植栽するスペースが狭いところや、隣地が迫っている場所など状況によっては、毎年または数年に一度、樹木を縮小する剪定をした方がよい場合もあります。
縮小剪定
既にスペースに対してあまりに大きくなり過ぎた樹木や、樹木の量が多すぎて茂り過ぎてしまっているお庭では、樹木を小さくしたり、場合によっては樹木の本数を減らして庭をより良い状態に改善することも検討していくとよいと思います。
弊社で植栽する樹木は、そのお庭のスペースに合わせて、植える木が将来どれくらいの大きさになるかという最大樹高を考えて植物を選びます。また、低木と高木の組み合わせによっても将来樹木同士が立体的に住み分けられるように考えて植栽します。計画段階から、将来の成長を考えておくと、無理な剪定で樹木に負担をかけることなく、永い間美しい枝ぶりを楽しむことができるからです。

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