剪定方法や植栽する樹種を考えて
提案しています
美しく育てる新しい剪定方法
樹木を健やかで美しく、心身が癒される樹形へ
植木の切り方を見直しませんか?
植木は剪定の仕方で大きく変わってきます。
剪定の仕方は様々あるのですが、弊社が行う剪定では、しなやかな枝を眺められるようにすることを目指しています。自然に伸びる枝を残しながらスッキリとした樹形に導くことです。
風でそよぐ枝葉を見ていると、なんだか心身が癒されますよね。ちょっとした森林浴ができるお庭をイメージしています。
植栽をデザインする
10年後を考えて植木を選び
ローメンテナンスで美しい樹形を末永く
樹木の将来的な大きさを考えていますか?
お庭へよく植えられている樹木は、とても大きくなるものが多いです。そのため、剪定管理では強く枝を切り取る必要性が生じます。
枝を強く切り取る必要があると、せっかく美しい樹木を植えても5年後あるいは10年後には美しさが損なわれてしまいます。その上、強い剪定管理は予算を多く必要とするでしょう。
樹木は大きくなるものばかりではありません。
植栽をデザインするときは、樹木の配置とともに剪定管理のことも考えています。
プロフィール & 事業所概要
私は「環境」に関わる仕事を希望して、造園の仕事を始めました。世界中で行われている「環境」への取り組みを知ったとき、私の心はとても惹きつけられたからです。そして、いつしか探究心を持つようになりました。環境に関する本はなぜか夢中で読み進めていたことを覚えています。
「環境」というと不便さを強いられるイメージがあるかもしれません。しかし、便利さを追求すると、どこかで不便になるものです。お庭で例えると、手入れが要らないコンクリートばかりの外構では、夏の猛暑や冬の激寒が助長されます。これでは、せっかく買った土地が不快な場所になってしまうでしょう。エアコンをフルに利用すれば、家の外と中の温度差が大きくなって体調を崩すかもしれません。
私が考える「環境」とは、副次的な問題が少なくて多様な利点がたくさんある素材を採用することです。猛暑や激寒を緩める植物や施工方法、20年以上腐らない木材。「環境」を良くすることは、私たち人間の生活が安定し、そして生活の質が進化するように努めることだと考えています。
造園は植物を扱う仕事ですが、私が考える「環境」とは相違することもありました。しかし、新しい技術を切り開ける分野でもあると思っています。
植物は明らかになっていないことが多々あります。特に剪定の研究は論文数がとても少なく、発展の余地は大いにある分野です。
「造園」の発展を探求するために、まずは基礎的な知見を広げようと考えました。技術士 環境部門、樹木医、一級造園施工管理技士の資格取得など。その後、ご縁があって剪定の研究に取り組むことになりました。ただ、この研究は辛くて苦い経験でした。研究の期間では開始から投稿までに6年以上もかかり、その期間の経費は全て実費です。そして、膨大な量の測定を自分で行い、そのデータは分析し難いものでした。しかし、諦めようと思わなかったのは学生時代プロボクサーだった経験が活きているのかもしれません。誰からも相手にされなかったデータをどうすれば分析できるか調べていると、ある日素晴らしい研究者と出会えました。その方の視点は業界の常識を変えるほど先進的で的確なものです。論文を掲載できた喜びは生涯忘れないでしょう。この研究論文を書いたおかげで、私は剪定技術を高められたと思っています。
造園の仕事をして20年以上、自分の目指したい方向が定まってきました。
新しい技術を取り入れて、私たちの生活を安全に守り、住みやすさがより進化していくようにサポートしていきたいと考えています。
2024年4月17日 日本技術士会会員
島田 英泰
事業所名:緑 生 環
事業所所在地:神奈川県相模原市緑区若葉台3-8-4
支所:東京都板橋区高島平3-10-14-205
代表者名:島田 英泰
設立年月日:平成19年4月
事業内容:個人邸庭園およびマンション緑地などの計画・設計・施工・管理
研究・原稿執筆・講演なども行っています。
研究/講演
剪定の影響を調べた研究論文3本
有名な英文書を翻訳してまとめた原稿2本
剪定技術の解説と施工事例を発表した講演会1回