3月下旬に植栽工事を行いました。
この工事の内容や工夫した点についてご紹介します。
私は見た目の美しさだけでなく、10年後も美しい樹形を保ち、手入れが楽で病害虫に強い庭を目指しています。
新規で植栽工事をご検討中の方にも、参考にしていただける内容です。

自然な美しさを演出する3つの工夫
1.動きのある自然な配置
落葉樹のアオダモを斜めに配植して
自然な風景を演出しました。
見る角度によって異なる表情が楽しめます。
2.立体感のある庭
メインの植栽地では横溝を設けて
枝葉で「しがら」を組み、
一段高くしています。
庭は平面的になりがちですが、
立体感をもたらすことで
存在感が高まっています。
3.香り豊かな小道と既存の照明
メンテナンス通路として設けた
ウッドチップの小道が、
明るくて香りの良い空間にしています。
照明が夜間に樹木とウッドチップを照らし、
植栽地が一層際立つようになりました。



植物が美しく育つ環境づくり
土壌改良で根を強く
● 縦穴・横溝で時間とともに土を柔らかくする
● 樹種ごとの特性に合わせた植穴の工夫
● バーク堆肥・木質チップによるマルチング
● 乳酸菌液で土中の微生物を活性化
「健全な根=美しく育つ」という考えで、土壌環境を整えています。
ウッドチップ通路への工夫
通路部分には点穴を設けて炭を埋込む
植木の根が通路へも伸長し、副次効果としてウッドチップの飛散防止と土壌の保水性向上にも寄与しています。
竹支柱による樹形誘導
運搬時に絞られた枝を竹支柱で誘引し、広がりのある樹形に
支柱は根鉢が少し動く程度に緩く固定することで発根を促進します。
植栽した主な植木と特徴
アオダモ 落葉高木
特徴:日本の山地に自生する上品な樹形
成長:ゆっくりで、大きくなり過ぎない
春には白い小花が咲き、秋には紅葉する
季節の移ろいを感じさせる樹種。
小さな淡い葉は庭を明るくし、
淡い緑色の樹皮は冬の庭に趣を添えます。

ソヨゴ 常緑小高木
特徴:光沢のある濃い緑の葉が、
四季を通じて美しい
成長:ゆっくりで、大きくなり過ぎない
メスは冬に赤い実をつけ、
野鳥を呼び寄せることも期待できます。

シャシャンボ 常緑低木
特徴:「日本のブルーベリー」と呼ばれ、
果実は栄養価が高い
春には白い鈴なりの花を咲かせます。

タチバナ 常緑小高木
特徴:みかんの原種で栄養価が高く、
古くから日本で親しまれている
香り高い白い花が咲き、初夏の花と冬の実で、
長期間にわたって庭を彩ります。

お客様の声
植栽工事完了時

ウッドチップの小道ができたことで、全体が明るくなり、木の香りも楽しめるようになりました。夜は照明の光でさらに雰囲気が良くなり、気に入っています。植えられた樹木の高さのバランスも良く、全体的にまとまりが感じられます。
7月のアフターフォロー時
植栽当初は落葉樹が葉を落とした状態でした。
そのため植栽に関しては、お客様の反応は控えめだったのです。
しかし、7月のアフターフォロー訪問時は
淡くて美しい新葉が芽吹き、明るい景色になっていました。
訪問時には旦那様から「妻も喜んでいました」
と嬉しいお言葉をいただいています。


植栽工事の特徴
10年先を見据えた樹種選定
- 美しい樹形が持続する樹種
- 四季の変化を楽しめる多様な組み合わせ
- 小鳥を呼び寄せ、病害虫に強い在来種
美しく成長する植栽技術
- 根を健全に成長させ、病害虫に強くする
- 枝葉が広がるように竹支柱で誘引
- 樹種ごとに植え付けを考慮
長く愛される空間設計
- 自然と庭へ出たくなる動線を設計
- ローメンテナンスで安心できる植栽デザイン
- お庭と住まいの調和を考えた総合的な空間提案
アフターフォローについて
植栽後も継続的にサポートいたします。
今回のお客様宅では7月に植栽の成長確認のため訪問させていただき、簡易な剪定を行いました。
植物は季節とともに表情を変え、時間の経過とともに美しい庭へと成長していきます。
この変化を見守り続けることが、長く愛される庭づくりの秘訣です。
定期的な剪定管理も承っております。
お庭のメンテナンスでお悩みの方はお気軽にご相談ください。
適切な管理方法をご提案いたします。
まとめ
植栽は樹木を植えるだけでなく、その後の成長まで考慮した総合的な提案が大切です。
「自然な風合い」と「手入れのしやすさ」を両立した理想的な庭をお求めの方は、
ぜひお問い合わせください。
10年後も美しい庭づくりをお手伝いします。






