ササは刈り取ってもつぎつぎに増えていきます。困りますよね。
ササは日当たりの良い場所を好みます。
ただ、日陰にも根を伸ばして育ってしまうのです。

これは、日当たりの良い場所で育っているササから、
地下茎を通じてエネルギーが送られてくるからです。
ササが育つ条件
木陰の濃さで決まる
森林では、ササが生えるかどうかが、
木陰の濃さで決まります。
冬に葉を落とす落葉樹の森など
地面へ光が届くと、ササはたくさん生えます
年中葉のある常緑樹の森など
地面が暗いと、ササはあまり生えません
ササは、光がないと育たないのです。

斜面と向きで決まる
急な斜面ではササがあまり生えません。
雨が降ると土が流れてしまうため、
ササの根が傷んでしまうのです。
ただ、南向きの斜面では
ササがたくさん生えます。
太陽の光をよく受けるので、
ササが育ちやすくなるからです。

周りの木の種類で決まる
例えば、アカマツが生えている場所は
ササが少なくなります。
アカマツは、周りの植物が育ちにくくなる成分を出しているようです。

刈り方で調整できる
ササを刈る回数や、刈る高さによって、
ササの生え方を調整できます。

場所に応じて管理の方法を変えよう
ササが生えている場所をよく観察しましょう。
そうすれば、しっかりと刈る必要がある場所と、たまに刈れば十分な場所がわかります。
隣の土地など、敷地の外からササの根が入ってくる場合は、
地面の中に深さ50cmほどの防根シートを入れる方法もあります。
ササを管理する5つのポイント
1.土の酸性度を中庸に近づける
ササは酸性土に良く生えます。
アルカリ性の石灰を土壌へ撒いて
ササを後退させた事例があるほどです。
ただ、石灰を与え過ぎると
土壌がアルカリ性になりすぎて、
他の庭木や草花の生育も弱らせることがあります。
ササの葉や茎はアルカリ性です。
ササを刈った後
そのまま地面の上に敷いておけば、
土壌が中庸に近づき
ササが生えにくくなります。
刈ったササを炭にすれば
天然のpH調整剤になるでしょう。

2.ササを5cmの高さで刈って、緑のグランドカバーにする
ササがたくさん生えている場所は、丈を低くして「緑のじゅうたん」にすることもできます。
ただ、ササの茎は固いので
あまり人が歩かない場所に向いています。
管理は年間6回以上、
ササを刈る必要があります。

3.ササを抜き取り続けて、ササを減らす
ササを月に2回以上抜き取り続ければ、
少しずつササを減らすことができた
事例があります。
特に、光合成が活発な夏に
抜き続けることが大切です。

4.ササを減らすために、一時的に除草剤を使う
除草剤を使う場合は、「筆」や「刷毛(はけ)」で
ササの葉や刈り取った直後の茎の切り口に
除草剤を塗ってください。
除草剤を薄めずに塗れば、
1週間から10日くらいで根まで枯れます。

5.土の通気性と水はけをよくする
ササは固くて、空気や水が通りにくい土に
よく生えます。
土を改良して、
ササが生えにくい環境にしましょう。

これら5つの方法をいくつか併用して行ってみてください。
しつこいササが後退していきます。
まとめ
〇 まずはササが生えている環境を確認する
〇 土の酸性度を中庸に近づける
〇 ササを年間6回以上刈り続ける
〇 一時的に除草剤を塗布してもよい
〇 土壌の通気透水性を改善し、ササが生えにくい環境を作る



